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学生時代に新しいクラスに足を踏み入れたとき、あるいは新入社員で入ったときには、周囲には、誰も見知った人はいなかったはずです。 しかし、1週間もたつと、周囲の人の性格や人柄も見えてくるようになり、「気が合いそうだな」と思える人に、何とか近づこうと試みるでしょう。相手も同じ気持ちであれば、相手も距離を縮めてくるはずです。 そうして、二人の距離は急速に縮まって、仲の良い友だちや同僚が増えていくのです。 ただ自分が相手に近づこうとしても、相手にその気がなければ距離は縮まらず、親密な関係は成立ません。これが人間関係の基本的な仕組みであり、二人の思惑が合致しない限り、一方的に近寄っていったとしても、親密にはなれないということです。 これは、恋愛関係にも、当然、言えることです。
恋愛関係を成就させたいのであれば、自分中心に考えて、相手に近づいていってもダメで、「相手」がどう思っているかを知って行動すべきです。 それを知るための方法が、あなたが相手にとってどの位置にあるかということで、それは相手と自分との空間的距離(パーソナル・スペース)で推し測ることができます。
二人の親密度は測る尺度は、大きく四つのゾーンに分けられます。
お互いに恋愛感情を抱く可能性のある二人なら、相手の表情を読める程度の距離であるAの対人ゾーンにいるはずです。もし、あなたがBの社会的ゾーンで甘んじているのであれば、もう少し積極的に近づいてみることです。 また、お互いにAの位置で、違和感がないのなら、あなたのほうから@の親密ゾーンにまで入り込む手もあります。勉強を教えてもらったり、あるいは仕事を教えてもらったりすれば、自然と顔と顔が近づいてくるはずです。 でも、相手が居心地の悪そうな表情をすれば、@の親密ゾーンは時期尚早ということなので、Aの位置で我慢することです。そして、もう少し、親密度を上げてから、再度、@の位置に踏み込んでみるのもいいでしょう。 |
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