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女性は好きになった男性には、自分のことを知ってもらいたくて何でもしゃべったり見せたりしたくなるものですが、これは危険です。いつまでも楽しい恋愛を続けていくためには、少しずつ小出しに見せていくのがコツで、それこそが愛されるために必要なことです。 凧揚げの糸は、少しずつ伸ばしていくから天高く雄々しく上がっていくのですが、その糸を出し切ってしまったら、それ以上は上がらず、風にあおられて落ちてくるのがオチです。 恋愛も同じで、最後の一線を越えない程度に洋服や下着を一枚一枚脱いでいけば、彼は非常に興奮するでしょうが、もしいっぺんに全部脱いでしまったら、そのときは大悦びだとしても、すぐに飽きられるでしょう。 よかれと思ってすべてをオープンにしたり、何でも言うことを聞いてしまったりすると、あなたの思惑とは逆の結果を招くのです。
それを防ぐためには、あなたと彼の距離感を心理的にも物理的にもあまりにも近づけないことです。「ほどよい距離感」を残しておくことです。 そのためには、私とあなたは別人格であることを、しっかり伝えることです。 「私とあなたは別々の人間で、それぞれ別の人格と社会的役割があるのよ」というメッセージを伝えます。このことでつくられたほどよい距離感は、彼の気持ちを適度に飢えさせ、あなたにいつも会いたい状態にさせます。 彼がどうしても入り込めないテリトリーを残し、それをときに応じて毅然と前面に押し出す。それが彼を飽きさせない距離のおき方です。 これは駆け引きというより、自分のペースを守って生活を大切にしているだけです。 こういう例があります。 恋愛には、「実家住まいで、比較的親のしつけもうるさい女性のほうが大事にされる」というジンクスがあります。 お互いにひとり暮らしで、いつでも自由に部屋に行き来するようになれば、おそらく彼は自然と彼女の家に入りびたり、お互いの愛も深まるのではと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。 彼がいつもあなたの部屋にいるということは、化粧をするとき、寝息をするとき、裸になるとき、彼女の生活のすべてが丸見えなのです。彼はいつでも彼女を抱くことができる状態で、これでは恋の終末は遠からずやってくるでしょう。 一方、彼女が実家の場合、結婚前の女性が毎日泊まり歩くようなひとは許されません。彼の家に行っても毎回終電までにはサヨナラです。こういう状態になると、彼の恋心は募るばかりで、早くご両親に挨拶をして、正式に結婚したという気持ちになります。 大事なのは、彼にすべてを手に入れさせないこと。彼の独占欲をくすぐり、「もっと深く理解し合いたい」「もっと一緒の時間を共有したい」という気持ちにさせることが大切です。 |
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