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ケータイの特徴は、互いに、どこで何をしているのかわからない状態で、連絡しあうという点にあります。 さらにもう一点、電話の場合は、どちらかがよく聞こえているのに、片方では聞こえていない、という状態がありうることです。 次にメールの場合も、とくに週末になると、こちらは送信済みなのに、相手に届いていない、というケースが起こります。一斉に使っているからだと思いますが、以上の三点から、気をつけなければならないことが、浮かび上がってきます。 ① まず一つは、電話の場合、「どこで何をしているか」を、しつこく聞かないことです。 互いにプライバシーを尊重することで、敬意を払うことになるのですから、なにかを詮索するのは下品です。 ② 二つには、よく怒りがちですが、電話でこちらが聞こえないと、ひりと言で、はしたない言葉をつぶやくときがあります。 「どこにいるのよ、一体！」 などといっていると、あちらではそれが、よく聞こえている場合があります。 電話中は、けっして無作法な発信をしないことです。それでいっぺんに、評価が下がることもあるのです。 ③ 三つ目は、メールが互いに届いていないケースもありうるだけに、短絡的に相手を責めないことです。 なお、パソコンでも同じことですが、目上の人のメールを受け取ったままで終わるのは、たいへん失礼です。 かりに恋人同士でも、年下が最後に短く止めて言葉を打つと、品のあるつき合いになるものです。 「何回打っても返事のメールがこないけど、彼の気持ちはどうなっているのか」という女性も多いかもしれませんが、こんな相手はもともと上品ではないので、つき合いはやめるほうがいいでしょう。 |
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